日記 2024.09.26 まじでありがとう
きょうのちしろの新しいことばは「ゆうとくん、うどんつくってくれて、まじでありがとう」だった。「まじ?」って聞き返すと「まあじでありがとう」ってにやにやしてたから、ふたりでにやにやした。
なんか書くことを探そう、みたいなラジオなノリで外に出てみたら、おもしろいくらいなにもなかった。改札からドバッと人が溢れてきて散り散りに、そのまま各々のバスに吸い込まれて運ばれていった。23時のすこし前、まだギリギリ深夜料金じゃない時間の熱気と冷気。
夏が終わった感の夜風が気持ちよくて、夜風が気持ちいいだけで幸せって思えるのは幸せだなあとかは思えた。季節に敏感、わけのわからないこと言ってます、東京。
夢から覚めて東京に上京したから、ぼくの心象風景の「東京」って曲にはまだ出会ってない。夢のないアーティストが東京って曲を書いたら聴きたい。そうしたら泣くでしょ。宮沢賢治が農民芸術とかくくられるみたいに、サラリーマン芸術やってください、じぶん。