ちょっと緊張した、はじめての病院。サイベリアンらしく大きくなって欲しいけれど、食事トレーニングに苦心する日々。なんとなくこっちにお話してくれるようになってきた。

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20210627

今日は最後のワクチン接種のために病院へ。はじめてのお出かけイベント、ぼくのそわそわにはとくに気にせず、前日に一緒に散歩したからか、じぶんでしゅっとカバンに入ってくれた。だけど道中の移動はちょっと不安になったのか、小さめの声でちょくちょくと鳴いてた。目配せして鞄の網目をカリカリしたりして気を散らす。　

到着した病院はちょっと混んでいて他の猫犬たちが数匹いて、きょろきょろして匂いを目一杯嗅いでた。興味津々そう。百々よりちょっと小さい猫がよく鳴いていて、百々も鳴いてリアクションを返してしてた。なんて喋ってるのかな。お相手の猫は百々より小さいけれど声が低くて、なかなか主張が強めだったので、連れてきてた男性もちょっと焦ってた。いい空間だよなあ。

そういや百々は小さく高い声で泣くから、赤ちゃんの可愛い声だなあとかって思っていたけれど、もしかするとそういう個性なのかもしれない。

小さい猫も落ち着き始めたころ、待合室でそれぞれの犬猫を可愛いですね〜と言い合ったりする。「男の子なんですねえ、すごい可愛いのに。でもかっこよくも見えるかあ。初めて見た種類だけど、猫はやっぱふわふわがいいですね。もし迎えるならわたしも」などなど、平和。生き物の可愛さってすごいなあ。

少し待って診察室に入った。 診察室には診てもらうためのステージ的な大きいテーブルがあって、そこにカバンから戸惑う百々に出てきてもらう。はじめて会う先生にものすごく不信感があるみたいで、ひたすら撫でて落ち着いてもらう。その机が体重計になっていて、いったん落ち着いたときを見計らって、みんなで手を離す 2.5kg。

つぎは体温チェック、なんとお尻に体温計を刺していく。気を散らせるために頭撫でたりこねくり回していく。意外にも堂々としていて、とくにノーリアクションだった。体温は38.5度、これが猫の平熱らしい。どうりで猫はあったかいんだなあ。

そして目耳鼻のチェック、とてもきれい。心臓の音、問題なし。骨格、とてもしっかりしているらしい、でもちょっと骨張っているから、もう少しお肉があったほうがいいとのこと。

最後に本日メインのワクチン注射のターン。看護師さんが抱っこしてくれて、先生がものすごく小さな注射器を取り出す。これもお尻に刺すそうで、「顔を見て名前を呼んだりして構ってあげてください、もしかすると暴れちゃうかもしれないので..」 ということで、なんとか撫で回して安心してもらおうとこっちは必死になるが、またまた堂々とノーリアクション。先生も、あれって笑ってた。なんてタフネス。

「いやー良い子ですね、ぜんぜん嫌がらなかったしー」と褒めてもらえた。最初テーブルに上がってる感じが嫌すぎて、ぼくの膝に降りてくる以外はちゃんとおとなしくできてた。偉すぎる。なぜか誇らしい「でしょうね」な気分になったりする。

そんなこんなでミッション終了、次のイベントの去勢手術の説明を受けつつ、とくに相談事もなかったので終了。なんかジャンプ力低いんですよね、とかよくわからない質問をしてしまった。

東急とライトアップコーヒーに寄り道したけど、落ち着いてすーんとしていたり、なんならコーヒーの抽出中は寝てた。外出は慣れましたよ、とシンプルに疲れてたのと半々な雰囲気だ。

おうちに帰ってきたらカルカンをあげた。かつてない勢いで爆食。そのあと歯を磨いたり毛繕いしてゆっくりしたら、すやすや３時間くらい寝てた。ふだんお昼寝してる時間をずっと緊張して過ごしたらからか、いつもの５倍安らかな顔で寝てるような。そんな気持ち。

20210628

昨日からよく鳴くようになった。鳴くというか喋っている感じだ。撫でをお願いしまーすとか遊びたいでーすとか、そういう雰囲気を醸し出してくる。きのう一緒になった子猫のマネをしてるのかもしれない。「ひゃーん」とか「なーん」とか高い声で喋ってる。

暴れてると無限ボールループのおもちゃが壊れてしまったので修理した。

20210629

ん、なんか臭うなって思って振り返ると、床にうんちが落ちていた！！そわそわしている百々を見ると、ちょっとお尻が汚れてるので、たぶんお尻まわりの毛が伸びてきて（量も）連れてきてしまったらしい。

調べると、ちょっと柔らかいときはこういうのよくあることらしいので、できるだけなるたけお尻まわりは短めに整えておくのがいいとのこと。ちょと振り返ってみると、尻尾で隠れてるお尻まわりはブラッシングが行き届いてなかったかもしれない。

抱き抱えてホールドしてお尻まわりを重点的にブラッシングしていくんだけど、激しく暴れて嫌そうに鳴いちゃう。いったんささっと手早く済ませて、おきまりチュールで信頼回復。いっぱい毛は取れたけど、やっぱこれはきっちりカットしてしまう方がいいのではとなる。いつものブラッシングのときにやらなきゃだな。

20210630

２Fのベッドでぐっすり寝ているところに忍び寄り、その隙を狙って尻カット。太ももと尻尾の付け根は思ったよりすごい密度で毛が生えてる。片手で撫でながら切る箇所をチェックしていく。おそるおそる少しづつ指につまんでカット。むつかしい。手際が悪すぎるので片尻しかカットできずで気付かれて嫌がられてしまった。。でも、なんとなくコツをつかんだので、チャンスがあればどんどんやっていこう。

20210701

たぶん、夢をみてる。夜ご飯を食べた後のうたた寝を観察してたら、手足がピクピクと動いてる。痙攣というかそんな感じじゃなくて、てくてく歩いてたまにジャンプしてるような動き。ゆっくり動かしたり、ぴょんって強めに動かしたり。たぶん夢のなかでなにかしら遊んでるぽい。百々の夢ってどんな世界なんだろう。

冷蔵庫と壁の角が気持ちよいらしく、ここが定位置になってる。

20210702

さいきんご飯の食べ残しがあったり、食いつきが悪いので対策を考える。もともと一息に食べることはなくて、ちょこちょこと食べ進めていくタイプなんだけど、その量と頻度が少なくなってきた。病院に行ったときに、体格がしっかりしてるけど少し骨張ってる感じがするから、もうちょっと肉付きよくなってもいいかもと言われたのもあるし、ちょっと　気になる。

ずっとおなじ子猫用カリカリのロイヤルカナンでやってきたので、違うやつを供給してみる。ものは試してみないとわからなそうなので、ともかくオリジンというのを買ってみた。ちょっと匂いが濃いめなようだなーと思いながらいつものお皿に入れてみる。

ちょっと訝しみつつ、念入りに嗅いでから食べる。ちょっと硬めなようでボリボリいい音を鳴らしてる。でもこの味が新鮮なのを気に入ってくれたのか、いつもより量多めに食べてくれたみたいでいい感じ。そのあと元のご飯を戻してみて食べなかったとき、再度新しいご飯を出してみたら、後者を食べることも確認。

たぶんちょっと今までのご飯は飽きてしまったよう、あと3kgくらい残っているというのに。。少しずつ混ぜたりしつつ、メインをいくつか用意してルーティンしていくと良さそう。というのももともとのロイヤルカナンはかなりカロリーが子猫用で高くなってるから、ほんとは栄養的にもそっちを食べて欲しい。

なにはともあれ、百々はグルメだということがわかった。困ったもんだが、嬉しいきもちもあって不思議。

他も試していこうということで買ってみた。

20210703

百々は喉が乾きやすいというか、舌がさらっとニュートラルな状態になっていたいらしい。ご飯をちょっと食べるとすぐにお水を飲みにいったり、身体を舐めたり、顔を洗ったりする。おなじご飯を食べてないからわからないけれど、薄味だったり柔らかかったりすると食べやすいのかもしれない。

と思って、ムースタイプを用意してあげてみた。用意してるときのリアクションはすごくよくて、はやくはやく的な感じで鳴いて待っていたのに、食べ始めると周りの油的な水っぽいところだけ舐めておわり。ぼくは毎朝プロテインを飲むんだけど、猫用のもあればいいのにとなった。まあ気持ちはすごくわかる、ぼくも水分が大好きなので。

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臼井百々 - ４ヶ月２週 - 2.7kg