2021年におもしろかった、いつも聴いてるラジオなどまとめ。こんな世界もあって、今年はポッドキャストが盛り上がってきた印象で、プロがたくさん参入してきて供給がたくさんで、追いかけて消費していくのが大変だったくらい。そんなことで新しい出会いもたくさんあり、それらの繋がりも感じたり、たのしい１年でした。

ラジオ

ぼくが聴いているのは、ほとんどが芸人さんの深夜ラジオ。ラジオでおもしろい話をしなくちゃいけないから、自然と変なチョイスをしてしまう身体になっていく、そういう機微がリスナーとの信頼関係を生んでいく、そのやりとりと生き様が芸人さんの人生の方向をおかしくしていく… ということを、いつか伊集院光さんが「ラジオに殺される」と言っていたのが、すべてだなあというかんじだなあとか。

月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力

ぼくが毎週ラジオを聴くようになったきっかけになった伊集院光さん。今年の帝王は30年ぶりに落語家復帰、そのあと鬱期やおやすみ期もあり、ちょっと心配になることもあったけど、おもしろ旅話もしっかりあったり、空気階段との絡みもおもしろかったなあ。

YouTubeの反省会ライブはラジオの生とはまた違って新鮮で距離が縮まった感じがして、生で見て聴けるのが嬉しかった。たまーにゲーム配信してくれるのも余さず聴きたい。

とにかくほんとうに声がすき。彼が番組でお話ししている限り、どんなことがあっても生きていくんだぞって思える。月曜の憂鬱を溶かしてくれる、寄り添ってくれる、四半世紀以上いろんな人の人生を救っている、唯一無二なラジオ。

ラジオとが終わってしまうからこそ、これからがたのしみ。

爆笑問題カーボーイ

だからお前はダメなんだよって、田中さんが全否定されるのがなんでこんな面白いんだろう。脳梗塞で運ばれたときはまじで心配だったけど、田中代打リレーと復活回は最高に楽しかったな、いちいちに愛がある。ラジオ界で屈指の名物コーナー「CD田中」は最強で必聴。

ナインティナインのオールナイトニッポン

去年は岡村さん失言からの説教からのナイナイ復活からの、結婚。最高の展開で今年は歌謡祭も開催、そしてaiko結婚砲+岡-1という、去年から繋がるドラマがあって、ほんとにいろいろ楽しませてもらったなあという印象。みんながいろんな気持ちになったよね。絶対ずっとついていこうって思ったと思う。

木曜日はぺこぱ+ナイナイ+マジラブのリレーがかなり分厚くて、すき。

霜降り明星のオールナイトニッポン / 霜降り明星のだましうち!

霜降り明星はANNが始まる前からABCラジオでもやっていて、そっちでは適当でゆるっとしたトークが聞けて楽しい。ゆるふわ地元トークとか気が抜けた雰囲気がすてきなんだけど、そこで「第七世代」という言葉が生まれたりしていて、結構みんなが聴いてるんだなあと思った。

Zoom事件や壇蜜事件があったにもかかわらず、今年から三四郎が２部に降格して、霜降り明星が１部に昇格することになった。毎回締めの挨拶で三四郎を持ち上げるひとことがすてきだなーとなる。

ANNでは爆笑問題カーボーイと同じように、聴取者に競わせるポイント制と、大喜利大会を定期的にやっていてタイムラインが盛り上がる。ぼくは「ぬまぶくろ」さんがすき。

寂しがりなギャンブラー結婚おめでとう++

オードリーのオールナイトニッポン

昭和で乱暴な友達が部室で２人で喋っている、聴取率V34な最高でトゥースな老舗ラジオ。さいきんは結婚して２人とも乱暴さは控えめ、ナナメな発言も控えめ、家庭が大盛りであったかい。

２年前の、不倫じゃない浮気からの１００万円持参謝罪拒否からのクミさん公開説教からの仲良くダブル結婚。いつも芸人さんらしく人生とラジオの境界線が溶けてしまってるのが人気の秘訣なんだよなあ。「さよなら たりないふたり」の最後のセリフ通りに、ほんとにゼクシィを買って結婚を決意したのには、ほんとに若さまの狂気を感じた…

著書はぜんぶ読んでいるんだけど、「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」の文庫版のDJ松永の手紙は、どんなストーリーを知っていなくても心に沁みる美しい文章なので、そこだけでもどうぞ。でもナナメの夕暮れもやっぱり課題図書だよねえ。

ぼくはここに出てくるピンクの車を見て興奮したり（このチョイスは本当に最高だよね）、武道館１０周年ライブや、ラゾーナ川崎を見届けるくらいにはオードリーのファンです。

せっかく偏頭痛を克服したのに、『明日のたりないふたり』で伝説を残した以降、過呼吸に悩まされてる若林さんが心配だったり。

もちろん、あちこちオードリーもあわせて観ておきたい。

マジカルラブリーのオールナイトニッポン０

今年いちばんおもしろかったラジオはマジラブかもしれない。いやたぶんきっとそう。

コーナーもフリートークもふたりの醸す雰囲気も、おもしろがあまさず溢れていて毎回おもしろい。霜降り明星の優勝当時みたいに疲れた雰囲気もなくて（プロすぎる）、ゲストのチョイスも厚切りジェイソンとか杉浦太陽となぜか対立構造を煽ったりして盛り上がったり。「心のプロテインバー」のコーナーはめっちゃしあわせが満ち溢れているので、ずっと聴いていたい。深夜を超えた朝方にゆるふわな幸せをくれるラジオ。

年内最後の放送で、１年間稼ぎすぎて消費しきれないふるさと納税を大喜利で使い道を考えていくのが楽しすぎた〜

三四郎のオールナイトニッポン０

今年１部から降格してしまった三四郎、またエンジンが再起動した感じがして楽しい回がおおかった。ただただ脈絡なく高校生なダルのりでたぶん、降格したのは最初めちゃくちゃ中毒的だったしゅーじまんのYouTubeが失敗したせいなのかな。笑

２部解雇は絶対回避するために、ラジオファンクラブができたので即入会。ラジオのアフタートークと、小宮さんの後輩を読んで喋るラジオと、アーカイブとかコンテンツ山盛りで、かなり満足度がすごい。

毎年１２月には、なかやまきんに君がやってきて、みんなの脳を溶かしてくれる。マジでこれを楽しめるお笑いセンスを持っていてよかった。。。今年は延期になってたイベントにきんに君も登場したんだけど、拍手笑い連発で国際フォーラム揺らして圧倒してくれて最高でした。

ぼくは三四郎と霜降りのコラボ企画の時に素人参加でANNに出演したことがあって。そのときの圧倒的異能な小宮さんの振る舞いを忘れられない。素人大喜利企画のなか、眠たくて疲れ切った霜降り明星のふたりを横目に全体進行しつつ、よくわからない回答の素人いじりしつつ、はんにゃ金田さんのすべり笑いを掬いつつ、スタッフの進行指示を聞きつつ、じぶんもボケつつ、乱入するしずる池田さんを嗜めつつ… 会場全体に目を行き渡らせてあらゆる会話を聞き取りつつ優先順位をつけて処理して笑いに昇華、とマジで聖徳太子な天才タレントぶりを見せつけられて、それに泣きそうになった。一生ついて行くと決めた夏。

日本放送の年越し５時間ラジオを６年連続で担当してるラジオ狂いな２人がすき。

佐久間宣行のオールナイトニッポン0

今年脱サラした佐久間さん。家族の話をいつも楽しそうにしてくれる、パパラジオでいつもファミリーほっこりをお裾分け。業界屈指のエンタメマニアとして確度も鮮度の高いエンタメ情報は間違いないので必聴。佐久間さんが今年おすすめしてたので、いちばんおもしろいと思ったのは「ザ・エレクトリカルパレーズ」でした。

制作している番組の裏側とか、他の同業者へのリスペクトとか、超一流ものづくり目線な話もすごく興味深くて楽しい。

ぺこぱのオールナイトニッポンX

今年から始まった「オールナイトニッポンX」という第3のオールナイトニッポンブランド。そのコンビ芸人枠のぺこぱ。いい意味で軽くて義理堅くてミーハーで知識のない、売れ倒してる２人のかけあいが安心する番組。雑なコーナーで本名で本名で進行していく姿勢には「傷付けない笑い」の匂いがしなくて愛おしくなる。

番組の公式テーマソングポケットビスケッツ『GREEN MAN』の意味わからなさのノリがよすぎて、ウドちゃんゲスト会のカオスがまた聴きたい。

川島明の寝言

激売れ早起き断酒芸人と豪華すぎるゲストが織りなすお金の匂いしかしない、おもしろラジオ。ブレインスリープの枕が欲しいので、来年のふるさと納税はこれで決まり。テレビでは見られない荒々しい川島さんの振る舞いが見れる貴重な空間。優秀な天津向井さんがポンコツとしてゴリゴリ削られていくのもおもしろい。

M-1の真裏でとろサーモン久保田さんがゲスト出演していて、なかなか狂っていて最高だったー。

中川家 ザ・ラジオショー

日本一おもしろい兄弟ラジオ。中川家のオールナイトニッポンPremiumから長らく続いてる番組は、終始おじさん兄弟でだらだらふざけているのが心地いい。空想CMを作るコーナーは秀逸で、芸術的な妄想力と演技力と構成力と兄弟の阿吽が美しい。

ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)

中高生を応援する下ネタラジオ。

Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)

現代のHIPHOPの潮流とオードリーの血脈のすべてを体感できる、世界最強の童貞DJと、人間生活ができない日本最強ラッパーのキレキレラジオ。

DJ松永おやすみ回のときのR-指定さんのフリートークに友達がドライバーとして登場したのにびっくりした。。

みちょパラ

赤羽ギャル（ 超S級タレント）の恋愛トークが聞ける。ゲストが豪華でいつも楽しい。

ダイアンのラジオさん

今年のラジオ一の事件、惜しまれて終わってしまった「ダイアンのよなよな」の後継番組。よなよなが終わってからラジオさんが始まるまでに、ちょっとラグがあって、それはそれはかなりつらいロス期間だったけれど、いつもの時間が戻ってきてくれてほんとにうれしかった。

結構時事的な話をすることがおおくて、のんびりその週にあったちょっとしたゴシップを聴きながらチルアウトして作業するのにぴったり。と思えば信じられないくらいくだらないノリになったりして楽しい。ダイアンはラジオが1番おもしろいので、リスナーはなんでダイアンがそれほど売れない枠なのかに納得行かないはず。。

いまのところ月一だけれども、YouTubeに公開されていて映像も楽しめていい感じ。ちなみによなよなはLINEライブでアーカイブされているので、過去回をぜんぶ聴くこともできる。

ダイアンが今年声優として出演した、「オッドタクシー」はほんとに今年いちばんおもしろいアニメだった。素晴らしすぎる脚本。ダイアンがメインの回のエンディングで流れる馬と魚の挿入歌についつい涙ぐんでしまったなあ。エイプリルフールに公開される映画が楽しみ。

横道に逸れてしまうけれど、主題歌も素敵だった。今年のクリスマスにはTHE FIRST TAKEで公開されたスカートとPUNPEEの一発撮りが良すぎた。

なんと、元旦にその日からTBSラジオでダイアンのレビュラー番組が始まることが決定したので、これも追いかけていきたい。嬉しすぎる。。

又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間

元同居人３人組の仲良しラジオ。お互いのことが好き過ぎるのがひしひし伝わってくる。ちょっとだらしなくて、だらだらこたつに入って喋ってるような空気感が居心地よくてちょっと眠たくなってくるのがいいかんじ。

去年はリモートだったり、別部屋収録だったりしたけど、さいきんはひとつの部屋で話せるようになっていつもの雰囲気に戻ったのが嬉しい。

コーナーは自由律俳句の大喜利なんだけど、年齢層が広くて他のラジオとはリスナーの層が違っててほっこりする内容がおおいのも、のんびりできるのがすき。

前回の分のみだけれど、聴き逃し公開されてるのでリアルタイムじゃなくても安心。

Podcast

ポッドキャストのいいところは、Netflixみたいに一気に公開されてるぶん、過去から遡ってノンストップで聴けてしまうところ。２本以上連続で収録されているものもよくあるから、聴き方としてはそれでちょうどいい質感だったりするので溜めて聴くのもおすすめかも。リアルタイムで聴けないものもPodcastでまとめられていると嬉しい。

放送室

現代の漫才とコントと大喜利と音楽番組とトーク番組を完成させた創造主２人の、幼馴染ゆるゆるラジオ。時事的にはちょっと古いけれど、いつ聴いてもガキ使のフリートークみたいな他愛もない話で、うだうだ喋っているやつに、にやにやしてしまう。

若くして神になったおじさんの憂鬱や、おもしろ人間が集まっていた当時の尼崎の話、すべらない話が誕生する瞬間、竹原ピストルへの涙のわけ、などなど結婚するまでの人生のよもやまを聴くことができる。

ぼくは20代の前半くらいに移動中や寝るときに放送室を聴いていて、聴き過ぎて内容を覚えてしまったから、違うラジオで味編するかなーとなり、深夜の馬鹿力を聴き出したりするようになったから、すべての始まりはここにあるぞ、という思い入れがとってもつよい。

オーディブルを契約するとアーカイブを聴くことができる。

佐藤と若林の3600

10年以上前にやっていた、春日の親友でトイレの神様と若様がこっそり始めたポッドキャスト番組が、突如オーディブルで復活。ただし若様はAmazonの購入名義を「佐藤満春」にしているからサトミツには有名になってほしくないし広まってほしくない、とくに奥さんへの内緒話が満載で楽しい。

こちらもAmazonオーディブルで聞くことができる。

吉本芸人生存確認テレフォン

東野幸治さんがMCでいろんな吉本芸人さんにひたすら電話をかけて近況を聞く番組。さすがに大御所はないけど、関西人からすると東京で仕事してないいろんな芸人さんの雰囲気を楽しめるのがすごく楽しい。

東野さんお得意の嫌味のないイヤミな悪さがいろんな人を傷つけていくのが心地いい。ひろゆきさんとかと同じ雰囲気の正論や言ってほしくないことをすらすらいう人たちにも通じるあの感じなんだけど、笑うしかない悲哀を拾って楽しむという姿勢が、それなんだよなあとなる。

悪いノリで始まった「煮込み−1」グランプリとか、そこから派生してメッセンジャー黒田さんがYouTubeを始めてわいわいたり、ジミーちゃんもチャンネルを始めて動画１０本に対して登録者７０人だったりして最高に笑った。

いろいろな媒体を転々としつつ、今は不定期でYouTubeでLIVE配信していてアーカイブもあるのでたくさん聞けて嬉しい。

年末でSeason2が終了したので、S3復活に期待したい。

83 Lightning Catapult

いつも相田で虫で呑気であり続ける愛されキャラの三四郎相田さんと、公私混同ラジオ恋愛結婚なアルピー酒井さんの回数限定ポッドキャスト。

なんとSpotifyのpodcastでランキング１位を取って伝説が始まると思いきや、結婚発表でブーストがかかるはずがまさかの後退。そして順調に順位を下げているのも味わい深い。。コンセプトも謎だし、結婚に浮かれて中身ゼロラジオになったりするし、どう楽しめばいいか定まらないところが、愛せる。

叶姉妹のファビュラスワールド

ファビュラスでヘブンリーでマーヴェラス。ブリッジで時折差し込まれる恭子さんと美香さんと一問一答がおもしろい。誰も傷つけない孤高の恭子さんの人生哲学が沁みわたる。

Rebuild

エンジニアならきっとRebuidをみんな聴いてると勝手に思っている。Hakさんのエンタメ話やメモリ話がすきで楽しみにしています。

ベストエピソードはkansai_takakoさんが立会人になった話が最高でした。けれど、ゲストの皆さんの話がおもしろくて魅力的で、色々フォローしてウォッチさせてもらったりしていたり。

$FSLYをちょこっと保有してるきっかけになったのはRebuildの影響。

ネムちき

コロチキのラジオはかなりおもしろいので楽しみにしてたんだけど、やっと始まったのがまさかのゴリゴリのエロ番組。それは置いといておもしろいのでぜんぶ聴いている。コロチキはエピソードトークがすっごくおもしろいのでYouTubeもラジオ的なやつを音声だけで聴いてる。ナダルが先輩をディスるやつ、ナダルの壮絶すぎる過去話、西野さんのすごすぎる癖、など。

宮下草薙

脇に穴があいたり、テスラを買ったり、プロポーズしたり、ロードオブザリングの指輪を作ったり、いつの間にか１００回続いててびっくりした。１５分っていう短い時間なので、わちゃわちゃっとお互いが暴走してなだめ合って１つのトークが終わっていくのが新鮮でおもしろい、短くて足りないっていうのが次の楽しみになっていたりする。

最近１００回記念生放送があったんだけど、１５分のための生放送は文化放送開局以来初めてっていう狂った記録を作ったのもよかった。

銀シャリのおトぎばなし

鰻さんの自然なサイコパスに最初、面食らって聞くのを諦めそうになるラジオ。でも聴いてるうちに癖になって、いつの間にかちょっと共感してしまう中毒性があるので注意していきたい。

アンガールズのジャンピン

あらゆる人に喧嘩を売る田中さんの1流のトークスキルを楽しみつつ、意外すぎる荒々しくぶっきらぼうな毒舌な山根さんに爆笑するラジオ。最近は岡田斗司夫さんや占い師に喧嘩を売ってておもしろかった。２人がわいわい盛り上がったときに、広島弁になってはしゃぐのがすごい愛らしくて最高。彼女できた報告もあった◎

トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画

みちおのリアルプライベート恋愛ラジオ。そのままの日常の現在進行系の恋愛トークを楽しむことができる。普段はみちおさんの異常性をエンタメ化しているところがあるけど、実際は小さなことで傷付いたりしているようすとか、悩んでどうしたらいいかわからない雰囲気とかが心を打つのでおすすめ。怪物にも怪物の苦悩があるんだ。

蛙亭のトノサマラジオ

コント妖怪と妄想怪獣がぶつかる喧嘩とお腹の音ラジオ。中野くんの異様性が光る「雷鳴の渦巻く丘」のコーナーがやばすぎて好き。スムーズなトークならずにふわふわしたおぼつかないふたりの日常エピソードは癒されるし、ガチ喧嘩に笑わされつつちょっと心配させられる感じも。過去を掘り下げてくと２人の狂気に簡単に出会えるのもいい。

ラジオを聴いてるとふたりの人間的な魅力がばちばちに感じるから、さらっと上京して売れてるのにも納得がすごい。

BILINGUALNEWS

語学系ポッドキャストで老舗のバイリンガルニュースでは、いつもユニークで時事的なニュースやアカデミックな話題で独断と偏見もりもりで軽くて深い切り口で語られるのがおもしろい。

歴史は8年と長くて、パーソナリティのマミさんは結婚出産ロンドンへの移住とライフスタイルを大きく変えながらも、マイケルさんと変わらないテンションとスタイルでやりとりが聴けるのがほんとに貴重だと思う。

ゲスト会の特別編もいつも楽しみだし、意外に爆笑問題や伊集院さんとの絡みもあったりして２人がゲスト出演するのも聴いたりするのが楽しかった。

あの藤原さんが登場してびっくり嬉しかった〜

YouTube

音声だけでラジオのように聞くだけで楽しめるYoutubeチャンネルはよくチェックしてるので、そちらも紹介。

ロザンの楽屋

西の高学歴おじさん芸人の世の中考察YouTube。ほぼ同じスタイルで、ラジオみたいにトークテーマについて交互に出し合って論じていく。偏ってはいないけれど捻りつつ俯瞰した考え方とお喋りのうまさが心地よくてずっと聴いてられる。

いつもトークなんだけど１度だけ配信されたリモートコントは必ず見てほしいのと、誕生日の替え歌おめでとうシリーズが大好き。おじさんの悲哀。

又吉直樹 百の３シリーズ

又吉さんのYoutubeはインスタントフィクションの超絶読解がおすすめだけど、こちらは音声だけだとかなり神経を使うので、映像付きでしっかり見たい。音声のみでおすすめしたいのは、百の3のシリーズ。これはあるテーマに対して百語れば、３つくらいは真に迫った自答えが出るんじゃないかというコンセプトで、延々と語りながら１つのテーマを掘り下げていくチルさがたまらない。

又吉さんのどっしりしつつも軽やかな語り口が心地よくて素敵。夜の1人語りもあわせて聴きたい

東野幸治の幻ラジオ / ホンモノラジオ

東野さんの個人のYouTubeラジオもおもしろい。自粛ムードで始まった幻ラジオでは、家族の話が佐久間さんとは違った切り口や角度でずっと聴いてられる。儚いおじさんのもの哀しさが愛しさとどうしようもなさを誘うのが気持ちいい。リスナーとの距離感もサービス精神があってすごいファミリー感があってよかった。

幻ラジオを経てやっと始まることになったホンモノラジオでは、ゲスト回が多くて、意外な大物とのトークが急に聞けるサプライズがいい感じ。過去の芸能界の伝説を解説するコーナーも語り部としての絶妙に意地悪なフラットさが楽しい。

街録ch

ディープな人生を送ってきた人のインタビュー語りが聞ける。芸人さんとタレントのプレイリストがあるし、素人の方のも人生歴史ドラマはおもしろいなあとなれる。芸人さんのいろんな歴史を知るのにはかなり資料としてもすごいのかも。

筋肉TV2nd

筋肉系YouTuberの長で、キングコング世代最速爆売れスベリなし副業芸人のきんにくん。いつもメインチャンネルの動画でストレッチや自重トレでお世話になっているんだけれど、2ndチャンネルでは、栄養学の座学や筋トレのモチベーション、欧米の異文化への気持ち、大会への意気込みなどを話してくれる。とっても勉強になる回がたくさんあるけれど、ゲスト回のカオスさが素晴らしいのでおすすめ。

中田敦彦のYouTube大学

あっちゃんのYouTubeはやっぱり映像があった方がおもしろいのだけれど、ノウハウ系はさくっと音声だけで聴いてしまうこともおおい。ぼくがすきなのは古事記編、ここはなにかしらの潮目だった気がするくらい神がかったシリーズだった。

このYouTubeが始まるきっかけになった半年間限定の中田敦彦のオールナイトニッポンPremiumがすごくおもしろくていつも聞いていて。メンバーシップ制だしラジオの頃のみたいに熱量は高くないけど、トークチャンネルでは濃いライブ感のある話が聞けるのでラジオ的でおもしろいのでおすすめ。

養老孟司

大好きな養老さんのYouTubeが始まったので、上がったのは余さず聴いてる。基本は問答的なトークなので、音声だけで楽しめるのがおおくて嬉しい。

おわりに

この記事を2021年に書き出したのに年内にまとめきれなかったことに反省しています。ぜんぶ好きなものだけなのに、振り返ると長大なボリュームになってしまった、、ほんといろんなコンテンツがあってしあわせな限りです。

みんなそれぞれの人生があって、もちろんそれはフィクションもない混ぜだけれど、ラジオや音声の世界はそれぞれの生活に近い気がして、ふとした孤独を埋めたり寄り添ってくれるところが素敵だなあといつも感じています。

今年もたくさんの声を聴いていきたいです。

おわります。