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202004 - 緊急事態~日常平凡

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吉祥寺は普段の半分くらいの人手、大きな商業施設はすべて閉まってる、井の頭公園は1/100くらいしか人がいないかもしれない。桜はいつもどうり満開。お尻を向けたスワンボートの寂しげな様子のコントラストが美しい。

だけどジブリ美術館のある南側エリアは、ピクニックや平和なお花見で賑わってた。賑わってると言うけど、ひとつの木にふたつの家族。

こんなにくっきりと平和とカオスの表裏一体を見るのは、最初で最後かもなあとおもった。

4/6
コロナ後の世界の進歩と淘汰、必要ないものはそのまま無くなったままで、それいいねなものはそのまま残っていく。元どおりじゃなくて、これから新しいことが始まっていくことはストレスがあるだろうけど、わくわくする。

4/7
じぶんの健康がこんなにだれかに影響してるのを感じたのはじめてかも。
地球、人、種族、別個のいのちだとおもうけど、木にぶら下がった葉なんだよなあと。

いのちを共有してるんだな、と納得感がある。いままでは、それは後ろにつないでいくものだと捉えてたような気がする、子孫へ。

ウイルスも地球の一部で、じぶんの一部で、だれかの一部、これまでもこれからも変わらん。ぜんぜん戯言じゃなくて、いのちはひとつなのかもしれないし、「控えめに言って」ひとつなぎなのかもしれない。

さくらの花ひとつがいのちかもしれないし、さくらの木ひとつがいのちかもしれないし、そもそもソメイヨシノってクローン(接ぎ木)だからすべてひとつのいのちかもしれないよねってなるなあ。

4/8
ZOOM の背景を豪邸のリビングにすると良いです。

4/13
頭痛、めちゃくちゃ重い ... は昨日がすごい酷くて、今日は割と快適な気がする。久々の長雨、大雨。どうせ家から出られないしなあっておもうけど、コンビニに行きたくなる、ジュースを買いにいくという用事しかないんでけれど。

Uber を頼んで、ロッテリアがやってくる。おじさんがバイクで届けてくれた。ありがとうって大きめに言ったら、喋ってなさすぎて裏返るなど。

4/14
ワンピースのタイトル『宴はやめだ』、ルフィが初めて『この戦いに勝って今までで1番でっけぇ宴をやろう!』って宴を自粛することになった。笑顔で。

4/15
死ぬまで生きるぞ、死んでも死なないように。志村けんさん、会ったこともないおじいちゃんが亡くなってしまったことで、じぶんのおじいちゃんのことをおもう。のこり時間と思わずに、もっと一緒に生きたい。

4/16
お医者さんもコンビニの店員さんも政治家も、ぼくは支えられている、確実に。ぼくもするべきことを全力でやる。メディアは記録する義務があるから、と GQ 編集長のメッセージを胸の真んなかに置きつつ。

4/19
リスクマネジメントは、誰かにとってはなんとかの差別って言われてしまうって。チューリップは花を刈り取られたほうが、来年元気に咲くらしい。

4/30
「時代遅れ」「時代が変わる」。たぶんそういうときの時代は正義とされていて、取り残されると、人権すら奪われるというやつで。でも、そう考えると、人権みたいなものはじぶんが持っているものじゃないよね。みんなで共有するものだから、じぶんで決められるものじゃないよね、となる。だけれども、ちょっと時間から取り残されていたらを、踏みつけずに手を取ってくれる人が優しいとおもう。アップデートはとても嬉しいことだし、新しさはエンターテイメントだし、楽しさが持続することは最高だ。それ前提で、みんながみんな置いてけぼりにしたり、ゆっくりな様を人権ごと否定するのはやめてほしいな、と。

ミルクなしの甘いアイスコーヒーみたいなはなしですが。