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猫日記 - 臼井百々(うすいもも) - 4ヶ月4週目

あたらしい遊び道具がふえて、過ごし方のバリエーションがいろいろになった。最初は訝っていても、好奇心は旺盛だから、なんでもしっかり食いついて楽しんでくれる。おもちゃの食いつきは抜群でも、食には興味がないので、日々手探りで施策を練っていく。

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20210711

4:30に起きてブラッシングさせられた。ハッと起きると目の前でゴロゴロと喉を鳴らす百々がいる。撫でてやると頭をもたげてきて、しばらくすると甘噛みしてくる。これはブラッシングしてくれのサイン。あの、日曜はもっと寝たいというきもちです。

猫じゃらし部分が電動でくるくる回転する猫じゃらしがやってきた。これは少しでも遊びに付き合わせられる側の体力と拘束時間を解消するための装置。子供にお古のiPadを擦り付ける親で申し訳ないが、少しくらいはいいよね、と。。

最初は得体がしれなくて怖さがあったみたいで遠巻きに観察、動き出すとぴょんと後ずさってさらに距離を取る。しばらくすると、こっちに向かってくることはないと判断したのか、果敢に攻撃して楽しんでいるようすだった。これはいいかもしれないぞ。

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20210712

羽根式の猫じゃらしがやってきた。ネズミがついたゴムのやつを今まで使ってきたので、もっとベタなやつだとどんなテンションになるのかなと思って試してみた。ここは猫っぽく、羽根の雰囲気を本能的に気に入ったみたいで、むしゃむしゃ頬張ったり、にぎにぎしたり、かつてないテンションの上がりよう。あんまり好きそうなので抱きしめさせてあげたら、ずっと離さずで、気づいたらひとつ羽をむしり取ってしまっていた。

先っぽが交換できるやつにしたから、予備をいくつか買っとくか〜となった。

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20210713

フェルトトンネルが届いた。百々専用のしゅっと入れる隠れ家的なところを作りたかったので、繋げて増やせるフェルトのトンネルを買った。羽根と同じく速攻気に入ったみたいで、中に居座ったり、ダッシュして飛び込んでみたり。

おもちゃを中に入れてあげたり、百々が中に入ってるときに死角から猫じゃらしを出現させて追いかけさせたり、いろいろ応用が効くのでかなりいいかんじだ。ただ駆け込んできたときにフェルト自体が滑ってしまうので、滑り止めとかをつけてあげると良さそうだ。

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猫動画を見るようになった。youtubeに猫のための動画っていうのがあって、百々に見せてみるとめちゃ気に入ったよう。最初は魚がモチーフの動画だったので、iPadを床に置いて見てもらったんだけど、出てくる魚を目で追いかけて、じぶんに近づいたやつをタッチ。全然飽きることなく30分くらい繰り返してた。

そのほかにも鳥の動画も気に入ったみたいで、それはおっきいモニターで見せてあげた。机の上から目線を合わせてじっと見たり、下から見上げたりして、飛び立ちそうなやつをはたき落とそうと飛びかかったり。楽しそう◯

20210715

階段の踊り場が定位置になってきた。Netflix とかを見ていると、モニタの向こう側に誰かがいるんじゃないかと、階段の上からモニタの裏側をさわって確かめたりするようになった。漫画とかのタイムスリップして違う時代の人がテレビをみたときのあの描写だ。

そこで遊んでると、階段の踊り場のポジションってエアコンの利きがいいことに気付いたみたいで、好きになって定位置になったらしい。

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20210716

ご飯問題、再考。やっぱりあんまり食べてくれない日があるので、その対策を考える。

そもそも百々は食への興味が少ないように感じる。ご飯はちょこっとづつしか食べないので、いつもご飯コーナーに食べ物があるから、希少性がなくて、いつもそこにある感があってよくないのかな。お試しで今後はご飯を食べ残して数時間経ったら下げてしまって、お皿を空にしてみることにしようという施策をやってみる。それとお昼ご飯をなくして3食から2食にしてみることにもした。

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ジュンク堂でふと大きな猫本のサイベリアンのところを呼んだ。サイベリアンのルーツはロシアの猫ということくらいしか知らなかったんだけど、猫種として協会に登録され世界に出てきたのは90年代後半くらいかららしい。ロシアでは猫と生活する文化はあったけど、愛玩っていうほどでもなくて、食糧難のときは猫を家で飼っちゃダメという決まりができたこともあったと書かれてた。ので、猫のブリーダーもいないし、それを広めようという動きもとくになかったみたい。

とは言うものの、この可愛さに気付いてしまった目利きの先人たちが、わっとその美しさを広めてくれたおかげでぼくも出会うことができた。シベリアの極寒の森林で種が誕生して1000年以上経つらしいけど、頭数でいうとかなり希少な古代種として位置付けられるらしい。性格は水が大好きで賢くて従順で愛情深い、家族と常に行動したがる犬のような猫。まさに百々のことだ。

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臼井百々 - 4ヶ月4週 - 3.2kg

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