202010 - 死 都会 意識 ハンコ
10/6
人の死、バンドの解散、会社の倒産、失われたときに輝きを讃えるのはあまりにも虚しいので。心にだけそっとお悔やみがあったり、それが輝いているまさにそのときに、全力で尊敬を態度や言葉に変えておくのを大切にしたい。
10/8
じぶんの神様と正しさはじぶんのなかにしかないなあとなる、限られたひとと、求められたひとと共有したり溶かしたり誤魔化したりして育てていくことで、それがいいと思いたい。じぶんの好き嫌いが、どれだけしなやかで再構築できて歴史を重ねられるか、変わらないために変わり続けることだなあ。
10/9
終わりのないゴール設定がダイエットに大事らしい。あの人に振り向いてもらうため、というゴールだと告白するところで終わりになってしまうので、リバウンドするというはなし。目標って大切で、それを細切れにすることも大切だけど、それに終わりがないことも大切なんだなあとおもう。楽しんでも楽しみ尽くせないことを見つけることかな。
10/13
ハンコが無くなるらしい。ハンコ。意味がないことがわかっているのに、ハンコを必要とする、その儀式的行為に意味があるような気がしていたので、無くなるってちょっと驚いた。
妄想を拡大すると、お金はなんの価値もないただの紙切れだし、神様はいないので神社は不当だし、霊という概念は科学的根拠ないのでお墓は土地もったいないからウェブサイト上にしてくださいって言われた感じがする。占い?それは因果律を量子コンピューターで導き出したときにだけ計算できるので、統計学の確率論っていうことを前提に注釈書いてもらわないと商品としては詐欺です、みたいな。
必要のないものをずっと手にして印を残していたので、それは全然意味なかったですよーって切ないじゃない、なんかさ。変わるぞって印を押された気がするので、すごい嬉しいのですが、ほろ苦い感じもするのです。
10/16
都会で感じる焦燥感と、田舎で感じる焦燥感は、孤独の種類が違うからだとおもう。まだまだぼくは都会の焦燥感にさらされていたい。都会の孤独、だれでもないじぶんを自覚できる渋谷が心地いいなあとおもう。人がおおいからプライバシーが守られるのは、情報の総量が多すぎるからなんだろうけど、それはそれであたりまえの不意義なはなしですね。そのプライバシーを崩すような力が働いたとき、少しずつ焦燥感が晴れていくのもなんの因果なんだろう。世界が狭くて広いのを実感させてくれる都会も、それも大事な機能なんだとおもう。ぼくは観察がすきなので、都会が好みです。
10/25
意志が濁れば意地になり
口が濁れば愚痴になり
得が濁れば毒になる